前世は猫のひとりごと

気の向くまま

ウサギちゃん「このクズ野郎」

ハロー、人類。

現在夜の11時だが、私がハローだと思えばハローだ。
要は気持ちの問題だ、何事も。
さっそく行こう。

・前回に関すること
また出会ったのよ、かざして流すトイレに。
なんだか増えてきているような気がするんだけれど、気のせいだろうか。
気のせいであってほしい。
なるほど、
今回のトイレの製造元はネオレストという会社らしい。

ちょっとかっこいいじゃん。

ネオレスト、良いね。
訳すと、新たなる休息。
スターウォーズの新作か何かか?

「バーカ、そういう時に引き合いに出すのは普通ハリーポッターだろ!」

黙れよゴミ野郎。
ご長寿シリーズなら何でもいいだろうがこういうのは。


さて本題。
皆さんはクソをまき散らしながら歩いたことはあるだろうか。


あれ、これ台本間違ってるか?
唐突に何を聞いてるんだ?
……
あ、これであってるんだ。
そう……

皆さんはクソをまき散らしながら歩いたことはあるだろうか。

あるわけねーよアホというのが正直なところだろう。
私も勿論あるわけないです。
というか、この質問自体、ノーと答えられることを前提に用意している。
こんなことしたら、確実に豚箱行きだ。

しかし、なぜ豚箱行きになるのだろう。

我々の日常とは、様々な欲求との闘いとも言い換えられる。
三大欲求に代表される生理的欲求、
あれに乗りたい
あれが欲しい
エトセトラ。
であれば、「クソをまき散らしながら歩きたい」という欲求だって浮かぶことだろう。
……
浮かぶこととする。
だがさっきも言ったが、そんなことをしたら即お縄だ。
通報され、警官に取り押さえられ、

「このクズのヘンタイ、おとなしくしろっ!」

「違うんです!僕は正常なんです!突然クソをまき散らしながら歩きたいという欲望に襲われただけなんですぅぅぅ!!!!」

「黙れゴミクズ精子、詳しい話は署で聞かせてもらう。……聞きたくもないがな!」

あばよ、シャバよ。
こうなってしまえば、少なくとも五年は刑務所生活。
見事、新聞の一面を飾ってしまうことになる。(良かったじゃん)
警察密着24時のレポーターが取材していたらもっと最悪だ。


同じ欲求のはずなのに、どうしてこうも異なるのか。
飯を食うのは良くて、クソを散らすのはダメ。
後者は迷惑だからだろ、とか言われるかもしれないけど、
多分それはカンケーない。
人だかりの全員、
強いては警察のお兄さんの全員が
「なんて美しいクソのまき散らしなんだ」
と感動していても、同じく男は現行犯逮捕豚箱直行便。
つーか、飯食ってて迷惑な奴もいんじゃん。


やはり、社会、ルールという不変のモノの仕業か。
迷惑云々の前に、クソをまき散らしながら歩いてはいけないというルールがあるのだ(そんなピンポイントじゃないと思うけど)
良し悪しではなく、ルールだからだ。
もし明日岸田総理が

「えー、日本人は原則クソをまき散らしながら歩かなければ死刑にしようかなとか考えております。検討中です。」

とかなんとかほざいたら、君たちはケツを引き締める必要がある。
だって、それがルールだ。
さっき通報した女性も、罵倒した警官も、
みなさん仲良くクソをまき散らしながら歩かないと、犯罪になるのだ。

「このクズのヘンタイ!おとなしくしろ!」

「違うんです、僕は正常なんです!!だってクソをまき散らしながら歩くなんておかしいでしょ!?」

「黙れゴミ野郎、詳しい話は署で聞いてやる!ほらっ、きびきび歩け!クソをまき散らしながらだぞ」


あーーーーー
自分でも何書いてんのって感じだ。
びっくりするほどディストピアだ。

まぁでも、そういうことだ。
刑務所の連中と私たちを分けているのはたかがルールであって、
もしそれが逆転しようものなら、
我々が犯罪者で、彼らが普通の人間ということになってしまう。
それほど曖昧模糊なものに、私たちはすべてを委ねている、
委ねざるを得なくなっている。
もっと言えば、国同士でもルールは違う。
本当に、気を付ける必要がある。


ところで、日本のルールでは今年はウサギ年ですが、
ベトナムではネコ年だそうです。
いいなぁぁぁぁぁネコ年……